犬の最期について考える

日々犬修行

先日、犬の散歩でいろいろな方と話す機会が増えたと書きました。今日はその続編です。

散歩中、色々な方と出会います。

大人になり、普通の生活をしていると、コミュニティーが会社や地域の自治会など限定されていしまいます。

ましてや通りがかりの人と話すことなんてほとんどない。

 

犬の散歩をしていると、地域や年齢や性別に関係なく「犬好き」であれば垣根がなくお話しできるのは、普通の生活をしていては無い体験です。

こういったことが経験できるのも犬を飼っているからです。

この間、お散歩ですれ違った方からこんな話を聞きました。

その方は今は違う犬を飼っていて「前に亡くなった犬のこと」を話してくれましたが、「人工透析」をしていたそうです。

ええ!!結構、衝撃的な話です。

知りませんでしたというか、「犬の人口透析」なんて意識したことなかったです。

人間と全く同じで、高齢化して病気の質が一緒になってることです。

 

早速「犬の人口透析」について調べてみましたが、価格まではネットでは不明でした。

その方の話だと、月15万円ほどかかって経済的にも労力的にも大変だったそうです。

というか我が家のシバ様が「人口透析」となった場合、支払いができるのか?という問題が、重くのしかかってきます。

ならなければ良いですが、なってしまった場合、家族総出で「犬のため働かないと」大事な家族である犬を救えない事態になります。

こうなったら、何のためペットを飼っているのか本末転倒です。

 

人間には保険制度があり「人口透析」になっても医療費の上限が決まっています。

人間でもそうなっては大変ですが、人間では実際30~50万円の医療費がかかっても1万円が上限で高額医療費の還付が受けられるので、経済的負担は現実的です。

また、人間はそうなっても自分自身で病院に行くことができますが、犬は動物病院に連れて行かなければなりません。時間的な制約が大きい。

また治療費も犬の場合は、明確な基準がなく動物病院の言い値です。

ペットには高額医療の特例措置などありませんから、月15万円かかったという話ならそれくらい覚悟しなければいけないんでしょうね。確定申告の時に医療費控除で申請もできません。

 

我が家では「ペット保険(7割負担のプラン)」に入っていますが、計算すると45,000円。

これで済むのでしょうか?これでも無理そう・・・

「ペット保険」の特例条項まで目を通していないので「人口透析」まで適用されるのかもわかりませんが、それでも我が家では到底負担できない額です。

そのとき、どういう決断をするのか・・・

結局「犬の人口透析」になった方は、透析の回数を3→2回→1回・・・と減らしていって徐々に弱ってなくなったそうです。

今日は重い話をしてしまいましたが、我が家でも高齢犬の部類に入ってきたので心配です。

ペットを飼ってしまった以上飼い主は寿命の最後まで看取る義務があります。

安楽死という最悪の別れは経験したくない。

そうなった時に自分はどういう選択をしなければいけないか、考えさせられた話題なので、紹介しました。

 

 

今日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました