6年間使用していたパナソニックのデジカメ(DMC-TZ30)が壊れた。
我が家のビデオカメラ兼スナップショット撮影カメラとしてずいぶん活躍してくれたが、コンパクトデジカメの重要機能である電源オンと同時にシャッターが開き、レンズ部がせり出す機能が故障したたため致命傷である。
▲カメラもこの状態だとレンズが出てこないのでどうにもならない。
これからの運動会やレジャーの季節となりデジカメが活躍する時期も近いので故障したでは済まされないので早速購入を決断した。
パナソニック デジカメDMC-TZ85 概要
上級機種に「プレミアムコンパクト」としてLX9やTX2などの高級機もあるが一般的にはそこまでの機能は正直必要ないと思う
わたしがデジカメを買う時に重視するもの
以上5点である。
これ以上広げ過ぎるとメーカー選定と機種選定がブレブレになるので気を付けたい。
まずはメーカー選定から
メーカー選定するうえで重要なのは、静止画である写真のカメラ性能を重視するか、動画を優先するかで家電系メーカーのデジカメかカメラ系メーカーのデジカメを選択する必要がある。
デジカメの動画について
動画については6年前のデジカメ購入から我が家ではビデオカメラ専用機を廃止しデジカメのムービー機能を使うことにした。
動画撮影の機会なんて年に1回の(運動会)とその他習い事の発表会などしか撮影する機会はないから、ビデオカメラ専用機は必要ではなくなった。
それに既に6年前のデジカメでもムービー機能はハイビジョン画質(AVCHD)で撮影することが出来ていたので、なおさらビデオカメラは不要になった。
現在、動画に関してはデジカメにおいても4K化の波が押し寄せてきており、どのメーカーの機種にも4機能は実装されるようになった。
ただし、撮影後の動画をどう見るかでメーカー選定は大きく分かれる。
PCで見る場合はMP4などPC上のコーデックで処理しながら見るのでPC側のCPUやGPUに依存することになる。
テレビ(ハードディスクレコーダー)で見る場合は、AVCHD方式で見ることになるのだが、AVCHDに必要なのは大きく言って動画をエンコード(圧縮)するチップセットと画像処理用のソフトウェアが必要だ。
この場合、カメラ側で撮影した画像を圧縮、記録するため放送用の民生機を作っている「パナソニック」と「ソニー」が圧倒的に有利だ。
パナソニックは更にハードディスクレコーダー(DIGA)だけでなくCATV用のセットトップボックス(STB)のシェアも相当数持っているから相性はばっちりだ。
パナソニックはカメラで撮影したSDカードをハードディスクレコーダーのスロットに挿入するだけで撮影した映像を即座に再生できる。
再生する場合はデコード(復号)する場合も同じ技術が必要だ。
また、ハードディスクレコーダーに取り込んでブルーレイやDVDに焼いて保存も容易で確実なので、楽したい人は家電系メーカーのデジカメが良いと思う所以である。
この分野は、REGZAシリーズを作っていた東芝もかつては含まれていたが、経営陣の責任で自滅してしまったのは残念なところ。
デジカメの静止画(写真)について
デジカメの写真はカメラのレンズの性能と素子(イメージセンサー)で決まる。
レンズの性能については、光学機器メーカーである「キャノン」「ニコン」「オリンパス」等が有利だが、ソニーはカール・ツァイスブランドのバリオ・ゾナーを搭載しているし、パナソニックもLUMIXシリーズ当初からレンズについてはライカ製のレンズを搭載している。
家電系メーカーのソニーやパナソニックがレンズを自社で作れない部分は海外のブランドを採用することにより穴埋めをしている。
レンズについては、私は専門家では無いのでここは好みの問題だ。
もう一つの素子(イメージセンサー)はレンズから入った映像を電気信号(デジタル)に変換する部分だが、ここは電子デバイスを開発できる家電系メーカーが有利だと思う。
人間に例えるなら目がレンズ、頭脳が素子(イメージセンサー)と例えることが出来ると思う。
そう考えると目がいいか、頭脳がいいかは好みの問題。
どちらも良いことに越したことはないが、両方を重視すれば価格が上がる。
ましてや高級一眼レフを狙うならそうかもしれないが、コンパクトデジカメを狙うなら価格とのバランスになる。
ちなみに私は、頭脳が良い方がいいと思っているので家電系メーカーのパナソニックやソニーの方が好きだ。
価格について
価格については3万円以内が条件。
これについてはソニーだとDSC-HX60Vが29,000円~とぎりぎり入るレベル。
DSC-WX500は34,000円~なので対象外。
ソニーだったらDSC-HX60Vだが発売が2014年3月と古すぎる。
DSC-WX500でも2015年6月とこちらも古い。
ソニーは最近、高級一眼カメラに注力しており、コンパクトデジカメに力が入ってない。
パナソニックで3万円以下と言えばDMC-TZ85だ。
私が購入を検討した4月の時点で26,000円~で買える。
発売も2016年2月とソニーのDSC-HX60Vに比べパナソニックDMC-TZ85は約2年新しい。
進化の早いデジタルの世界においてこの2年の開きは、いくらソニーでも大きい。
DMC-TZ85の上位機種であるDMC-TZ90については36,000円~と予算オーバーなので対象外。
違いは画素数と自撮り機能があるかだけ。
自撮り機能は、液晶画面が自撮りで撮影しやすいように回転する。
このような機能は故障しやすいし、自撮りがしたければスマホで十分なので必要なし!!
画素数はDMC-TZ85は1810万画素に対し、DMC-TZ90は2030万画素と大きな差はない。
ここまでで完全にDMC-TZ85で十分と判断、ズーム性能も光学30倍と充分。
これだけズーム機能があれば運動会でも大活躍すること間違いなし!!
今から楽しみだ!!
ファインダー機能(LVF)があること
これも今回私が重視した点だ。
ファインダーとは昔のカメラなら当たり前についていたのぞき穴である。
デジカメ時代になってから屋外、特に子供の運動会などで太陽がさんさんと照っている状況で液晶ディスプレーに頼っての撮影は厳しい。
やはりファインダーでのぞくことが出来るメリットは大きい。
この部分でビデオカメラ専用機は大体搭載されているのだが、デジカメに搭載されているのは高級一丸レフか5万円以上のプレミアムコンパクトデジカメでしか搭載されていない。
ましてや3万円以下のコンパクトデジカメに搭載されているならば神!
これだけでDMC-TZ85を選ぶ理由がここにある!!
動画機能(ハイビジョン、4k撮影)について
私は4k撮影にはあまり興味がない。ついていれば良いというレベルである。
画質に関して言えば、現在のハイビジョン(2k)で充分だし、自宅のテレビがそもそも4kパネル搭載のテレビではないからだ。
世の中に4k対応テレビは発売されているが、4kチューナー搭載テレビはまだないので、テレビを4k化に急ぐ必要はまだない。
それに4kを撮影するにはSDカードだって書き込みが高速なUHSクラス3という高級なSDカードで記録する必要があるし、4kはデータ容量も大きいから容量の大きいSDカードにする必要があるので現時点では必要ない。
そのため、私はハイビジョン画質(HD)で十分だ。
購入しました
とうとう購入してしまいました。
DMC-TZ85(白)・・・価格は26,000円。
運動会が近つくと価格も上がりそうなので4月下旬に買ったのは良い選択だったかも。
使用感などは別に書こうと思います。
長々と書いてしまいましたが今日はこれにて終わり!!
今日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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