今更ですがiPhone8 へ乗換えた私の感想

IT・ガジェット

iPhone8発表が昨年2017年9月13日なので遅れること7ヶ月、既にiPhone8cが出るとか出ないとか噂される中、私が使用するiPhone6 PLUSは寄る年波には勝てず、更には2017年12月からアメリカでは集団訴訟となったiPhoneの低速化問題でパフォーマンス低下しイライラ感MAXで次世代機の発売日など待ってられない、そんな事はどーでもいい!今快適に使いたい!!ということで衝動的に買替えを決断しました。

その他の理由としては毎日のポケモンGOを使用したことによりバッテリーが著しく劣化し、バッテリー交換を余儀なくされたという理由もあります。

バッテリー交換するにもアップルストアのある東京、名古屋、大阪、福岡、仙台ならアップルストアに持ち込めば、1日で済みますがアップルストアのない地域に住む私(静岡)においてはバッテリー交換するにしても、郵送対応しかできず代替機がない中引き取り~返送まで数日かかるのは、これだけ携帯に頼り切っている今日では、あり得ない問題です。

公認ショップ以外でのバッテリー交換も選択肢にあるにはありますが、ios11.3にアップデートして公認ショップ以外で交換したディスプレーが反応しなくなるなど、正規品以外の対応がファームウェアレベルで制御されていると考えると気軽にバッテリー交換もできないというのが正直な感想です。

そんな理由もあって今回は機種変しか選択肢がありませんでした。

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毎日ポケモンGOをプレイしているとバッテリーの消費が早く、継ぎ足し充電を頻繁に行うため劣化も早くなるのでバッテリーの劣化も早くなります。

たぶん今度も持って1年半ぐらいじゃないでしょうか。

今は問題を先送りしただけなのでバッテリー問題は、また1年半後にはやってきますね。

iPhone8 レビュー

今更ながら、半年以上経ってのレビューとなるが、使用感などはWeb上で溢れかえっているので今更書く程のことでもないと思う。

iPhoneの場合、機器が古くなってもアプリレベルで提供される機能には遜色がないことも多く機器を最新のものに変えたからと言って劇的に進化を感じることは少ないので余計に書くことがなくなってしまう。

これが1ベンダー1モデルで進めてきたappleのアドバンテージであり、買い換えが進まない理由である。

ユーザーにとってはメリットであるはずのOSをアップすれば常に最新機能が使えるということが仇になり、買い換え需要が生まれ難い状況をapple自らが作ってしまった格好だ。

最悪なのはApple自身がこの問題を一番認識しており、昨年2017年12月末にアメリカで集団訴訟となったiPhoneの低速化問題もバッテリーの劣化したiPhoneのパフォーマンス(処理速度)を意図的に落としてレスポンスが悪くなればストレスが溜まったユーザーが最新機種に買換えるだろうという実に浅はかな仕掛けによるものだ。

Appleからの釈明では、バッテリーが劣化した機種のみ突然のシャットダウンから救済するためにパフォーマンスを落としたともっともらしい言い訳をしているが、恐らく全機種が対象だったのではないかと私は思っている。

これは私の私見だが、本当のところは全機種対象に一度はパフォーマンスを落としたが都合が悪くなり、年明けに急遽リリースされたios11.2.2で慌てて一部機種のみに戻したのではないかと思っている。

この点については証明のしようが無いが、アメリカでは集団訴訟にもなっているのに日本では大した話題になっていないのは不思議ではある。

日本ではApple信者も多いし、外国ベンダーには甘い風土があるので仕方ないことか。

これが国内のスマホベンダー(arrowsやxperia)等がやったらどうなるか?

きっと連日報道されて大変だろう。

 

反面Androidは複数のメーカーが独自にカストマイズしているので、OSをアップデートされると提供される機能にばらつきが生じ、年度の経過とともに色あせてくるので買換えを余儀なくされる。これは意図してないかも知れないけど巧妙。

こちらの方はユーザー本位かどうかは別として買い換えを促す意味では上手に出来ている。

私の場合はiPhone6 PLUSを2014年に使用して約4年(その間に全破損交換一回)をしているので全交換から2年近く使わせて貰ったのだから文句はない。

中途半端な時期ではあるが、交換時期に来ていたと思う。

前置きが長くなりましたが・・・

私は元SEである、携帯もやはりスペックから見てみたい。

機能面のバージョンアップは、カメラだと思う。

画質がiPhone6の800万画素→iPhone8は1,200万画素である。

デジカメの世界では2018年春時点でトップモデルのデジカメが2,000万画素に届いているからデジカメに比べれば2世代ほど劣ってはいるが、このコンパクトな筐体にこの機能を詰め込んだのは凄いことだと思う。

大体これ以上画素数が上がっても、データが大きくなり、保存容量もそれだけ必要になるからこれ以上むやみに上げなくても良いと思う。

ちなみにカメラデバイスについては日本の誇るブランド、ソニー製となる。

iPhone6では手振れ補正がPLUSにしか搭載されていなかったが、iPhone8/PLUSともに搭載されてきた。

また私の購入したiPhone8 PLUSのズーム性能は光学ズーム2倍、デジタルズーム10倍でこちらも5年くらい前だったらデジカメと言っても良いスペックである。

iPhone6 PLUSでもカメラ性能には不満がなかったから、デジカメを持ち歩かないときのカメラとしても十分使える。

地味なところではフラッシュにもなるLEDライトの輝度が圧倒的に明るくなった。

感覚的にはiPhone6の倍、私は犬の散歩を夜することもあるからこの明るさはLED懐中電灯を持ち歩かなくても良いレベルで素直にうれしい。

 

動画については、ハイビジョン画質の2Kビデオだけでなく4Kビデオが撮影できるようになり大幅に進化した。

4Kビデオに関しては圧縮方式がH.264HEVCのみで高圧縮の次世代H.265HEVCはまだのようである。

どちらにしてもCPUパワーが必要なため見送った可能性が高い。

現状ではこれだけでも十分過ぎるレベルだから多くは望むのは贅沢か。

 

スマホと言っても携帯の命は電波です!!

AppleのiPhone8公式仕様は下記の通り。

iPhone8は「A1906」「A1898」の2種類が存在する。

調べ方は下図の通り。

▲設定→一般→情報のモデル名のところを参照すればわかる。

何もしないと訳のわからない記号でマスクされモデルが分からないようになっているが、右の図のようにタップするとモデル名が現れる。

私のソフトバンクiPhone8 PLUSはA1898である。

iPhone6→iPhone8への4年間で無線性能がどう進化したのか見てみたい。

 

【iPhone8のスペック】

FDD-LTEと記載されているところがiPhone6に比べバンド30とバンド66が追加されている。

しかしこの2つのバンドは日本では使われていないバンドのため、LTEの対応するバンドに大きな変化はない。

FDD-LTEとは上り下りの電波の周波数が違う無線方式で、これが一般的にLTEと言われている方式のことである。

 

周波数とは1秒間に振幅する波の数のことでこの振幅が多いほど、多くの情報を載せることが出来るので高速化しやすい。

これが電波のMHz(メガヘルツ)GHz(ギガヘルツ)という用語で表現される電波のスペックだ。

 

MHz帯よりGHz帯の方が波が振幅するのでデータを多くのせることが出来るので高速データ通信に向いている。

反面、周波数が高い方は電波が吸収されやすいので電波が建物に吸収されて通りにくい特性がある。

MHz帯よりGHz帯を使っている方が、電波が通らないことが多い。

 

LTE(FDD-LTE)では周波数の高いところを使いても、せいぜい2GHz帯の周波数である。

LTEの2GHz帯に対し、サービス名ではUQコミュニケーションズの「Wimax2+」、ソフトバンク系のWCPが構築しているや「AXGP」は2.5GHz帯を使っており、LTEよりさらに500MHzも高いところを使っているので建物内に電波が浸透していきにくい。

これがWimax2+やAXGPの苦手とされている領域で窓際までは良く入るが、窓から離れると

入りにくくなる原因とされる。

 

しかもLTEは2GHz帯だけでなく、もっと低い700MHz帯や800MHzも組み合わせて使うから部屋の内部まで届く。

 

この点は、UQコミュニケーションズの「Wimax2+」とソフトバンク系「AXGP」も認識していて、モバイルルーターに「ハイスピードプラスエリア」とか「アドバンスドモード」を用意しているのは、電波が届きにくいところではLTE(FDD-LTE)をミックスして使っているからだ。

ちなみにLTEがiPhoneで搭載されたのは、2012年9月に発売されたiPhone5からだ。

 

もう一つの通信方式TD-LTE

もう一つ記載されているTD-LTEについて日本で使用されているのは「バンド41」のみ。

TD-LTEはUQコミュニケーションズの「Wimax2+」とソフトバンク系のWCPが構築している「AXGP」がこれに相当する。

FDD-LTEは上り下りの通信に別々の電波(2つの電波)を使うのに対し、TDD-LTEは上り下りの通信に1つの電波(周波数)しか使わないのが決定的に違う点。

 

お国柄が出ていてLTEを推進しているのは北欧系のエリクソン(スウェーデン)やノキア(フィンランド)が世界標準を狙って一生懸命開発していた。

それに対し、TD-LTEは中国の国策事業でみんながLTE(FDD-LTE)を世界標準にしようとしていたところに中国だけはTDD-LTEをずっと見ていた。

Wimax2+やAXGPのモバイルルータやスマホのAndroid端末にファーウェイ(中国製)が多いのはこういった理由である。

中国にはそのほかにZTEという国策企業もあるし。

 

何が言いたいのかというと、iPhone6には搭載されていなかったTD-LTEバンド34が、今回購入したiPhone8には搭載されてる。

TD-LTEバンド34がどこで使われているかというと、それは中国だ。

 

ということは、中国でもiPhone8(iPhone6はバンド34非搭載)ならば中国の周波数にあっているので中国でiPhone使えますねぇという話。

でも国内キャリアのSIMロック端末は、中国国内で使用されているSIMが認識できないため、注意なのはSIMロックフリーのiPhone8じゃないとダメですよ!!

 

私は、お恥ずかしながらこの年まで海外旅行に行ったことはないので試す術がありませんが、今回iPhone8に変えてみて一番気になったのはこの部分。

全然レビューになってないよと言う方!おっしゃる通りです!

アプリの機能はios11.3で使っていたものだし、機種変えても感動薄い。

確かにライフワークであるポケモンGOがサクサク動くのは感動しましたよ。

さすが最新のApple A11 Bionicチップはすごい!!

でもそれだけーっ

長々と書いてしまいましたが今日はこれにて終わり!!

今日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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